July 31, 2020
キヤノンメディカルシステムズ株式会社 (本社︓栃木県大田原市 代表取締役社長︓瀧口 登志夫) は、1.5テスラMRIシステム Vantage Elan / Fast Edition(ヴァンテージ エラン /ファスト エディション、以下Fast Edition)の国内販売を開始します。 本製品は、最新のアプリケーションを数多く搭載することでMRI検査を高速化し、検査における患者さんや操作者の負担軽減を図るとともに、スループットの向上を図り、効率的なMRI検査を実現します。
Vantage Elanは、従来の1.5テスラMRI装置では困難とされていた高画質とコンパクトさを両立した革新的なMRI装置として2013年11月より販売を開始しました。多様な医療現場のニーズに応えて進化を続けることで、国内1.5テスラMRI市場において6年連続でトップシェアを獲得しています(注1)。
令和2年度の診療報酬改定では、主要項目として医療従事者の働き方改革が挙げられるなど、医療現場における作業の効率化は喫緊の課題です。特に、他の画像診断装置と比較して検査時間が長いMRI検査を効率化するニーズが非常に高まっています。
新製品のFast Editionでは、MRIの撮像時間を短縮する高速化アプリケーションや次世代の撮像アシスト技術により検査の高速化を実現し、MRI検査における患者さんや操作者の負担を軽減します。また1回の検査時間が短くなることにより、救急検査や紹介検査への対応が可能になるなどMRIの検査数を増加させることができるため、経営面からも医療機関を支援します。さらに、検査時間の短縮は、病院スタッフの作業時間低減にもつながるため、院内の働き方改革を推進するなど、Fast EditionはMRI検査に関わるマネジメントの幅を広げます。
新製品の主な特長
1.画質を維持したMRI撮像高速化(注1) 2014、2015、2016、2017、2018、2019年度の納入実績(当社調べ)。
Vantage Elan製品情報
(注2)自社調べ。
(注3)自社調べ。
(注4)https://jp.medical.canon/publication/mri/2019WP_clinical_report_mri02
一般的名称 | 超電導磁石式全身用MR装置 |
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販売名 | MR装置 Vantage Elan MRT-2020 |
認証番号 | 225ADBZX00170000 |