Canonの血管撮影装置Alphenixは、高画質・低線量を実現するためにX線の発生からモニター表示まで全てをフルモデルチェンジしました。従来に比べてより多くのデータをリアルタイムに処理するため、デジタル画像処理系を一新。血管内治療(IVR)において広いダイナミックレンジを持ち、低ノイズと先鋭度を両立した画像を実現します。

Alphenix / Evolve Edition 新画像処理技術

PCIを高度にサポートするため、新技術を搭載したAlphenix / Evolve Edition。
AI*を用いた画像処理「αEvolve Imaging」と、新たなコンセプトから生まれたX線制御技術「ECG Sync」がより安全で確実な治療環境を提供します。

Evolve Edition

Alphenix Hi-Def Detector 高精細検出器

平面検出器の画素サイズにおいて、通常194μmのところ76μmという世界最小クラスの小ささを実現し、細かい画像をボケることなく描出することが可能です。
Alphenix Hi-Def Detectorは、これまで得られなかった高拡大、高精細画像により、様々な血管内治療において術者の安全で確実な治療をサポートします。

Alphenix Hi-Def Detector

Alphenix Workstation Pro アンギオワークステーション

Alphenix Workstation Proは、術中被ばくを管理するDose Tracking Systemなど各領域におけるキヤノン独自のアプリケーションを豊富に搭載。アンギオ専用のWorkstationが第2世代に生まれ変わり、より早く、より正確に操作を行えるようになりました。

Alphenix Workstation Pro

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Alphenix Biplane 全身の検査を可能にするワイドなアーム稼動範囲

5軸回転機構を有した床置き式正面アームと、天井走行式の側面アームを搭載したバイプレーンシステムです。柔軟なCアーム機構により、バイプレーン設定時でも頭部付近にフリースペースを設けられるため、麻酔器や超音波装置をセットすることができます。
また、アンギオ専用3Dワークステーション「Alphenix Workstation Pro」のアプリケーションを用いることで、難易度の高い手技を的確にサポートします。

Alphenix Sky+ 短時間撮影を可能とする、高速Cアーム回転

天井走行式Cアームシステムに12×16インチの大視野FPDを搭載。腹部はもちろん、頭部からつま先まで全身血管をカバーし、一度に広範囲の観察が可能です。1回約3秒の高速回転による短時間撮影で、動体ボケや造影剤量を最小限に押さえます。また、Cアームを患者様の左手側にセットした場合でも、画像再構成に必要な200°回転収集での3D撮影が可能です。

Alphenix Sky 頭部からつま先までをフルカバーするCアーム

Alphenix Skyは広い可動範囲を有しており、頭からつま先まで全身をカバーすることが可能です。また、患者様の左右方向(横手)への移動もできるため、ラディアルアプローチやシャントの際などは手技をスムーズに進められます。冠動脈はもとより、広いカバレッジにより末梢血管系の診断・治療にも対応します。

Alphenix Core+ 思いのままのポジショニングを実現

ワイドな動作範囲とコンパクト性を両立。Cアームの床軸が回転することで可能となる多彩なポジショニング性能により、多方面からのアプローチや様々な術式に柔軟に対応します。床置き式であるにもかかわらず左右どちらにもアーム配置ができるため、患者様の頭側に完全なフリーアクセス空間を設けることが可能です。超音波装置や麻酔器を配置の際に、術者・介助者の立ち位置を自由に決められます。

Alphenix Hybrid+ 手術室の空間を最大限に活かしたハイブリッド室

ハイブリッド室で求められる高い作業パフォーマンスを、限られた空間でも充分に引き出すレイアウトを提供します。術中、天井走行式Cアームは患者頭足方向(長手)の移動のみならず患者左右方向(横手)の移動が可能です。外科的治療へコンバートする際は、長手と横手移動を組み合わせることで、麻酔器などとの干渉を避けながらパーク動作が可能です。また、パーク時は極力壁側に退避させられるため、作業スペースを広く設けることができます。

Angio CT 同室設置による手技時間の短縮

天井走行式Cアームと自走式CT装置の同室設置により、患者様を移動させることなく血管造影とCT造影を繰り返し行うことが可能です。また、アンギオ装置とCT装置がそれぞれの位置情報を共有することによって、IVRの流れをスムーズにします。

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血管撮影装置Alphenixの新画像処理エンジンが生み出す透視・撮影は、広いダイナミックレンジと先鋭度の高い画像を提供します。その効果は、心臓、頭、腹、下肢など様々な血管内治療(IVR)において発揮され、手技に最適な画質を実現します。

新画像処理エンジン | ImagingRite
当社独自のCアーム機構や感覚的に操作ができるタブレットなど、様々な臨床科でご使用いただけるアプリケーションがカテーテル治療の流れをスムーズにします。アームポジショニングやモニタレイアウト変更など、あらゆる操作をワンタッチで行うことができ手技をより効率的に進められます。

あらゆる操作をワンタッチ | WorkRite
Alphenixは、患者さんだけではなく医療従事者の被ばく低減にも配慮し、包括的線量マネージメントを実現します。被ばく低減だけでなく、線量を可視化し、管理できることで安全に手技を進めることが可能です。管理者も含めすべての方へ安心をご提供し、より安心・安全な医療環境を実現します。

被ばく低減 | DoseRite
キヤノンメディカルシステムズは、安心して長くご利用いただくため、これまで以上にきめ細やかに対応し、最適なタイミングでのファイナンスやアップグレードもご提案できます。また、アップタイム向上のため、作業工数の削減や品質維持の取り組みも推し進めることで、これまで以上に環境に配慮した省エネルギー・省スペース化も実現します。

省エネルギー・省スペース | InvestRite

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一般的名称 販売名 認証番号
据置型デジタル式循環器用X線透視診断装置 X線循環器診断システム Alphenix INFX-8000V 218ACBZX00001000
据置型デジタル式循環器用X線透視診断装置 X線循環器診断システム Alphenix INFX-8000C 218ACBZX00004000
据置型デジタル式循環器用X線透視診断装置 X線循環器診断システム Alphenix INFX‐8000H 220ACBZX00011000
据置型デジタル式循環器用X線透視診断装置 X線循環器診断システム Alphenix INFX‐8000F 218ACBZX00003000