平素は格別のお引き立てをいただき、厚く御礼申し上げます。
私たちは、経営スローガンである『Made for Life』を社員一人ひとりが胸に刻み、医療従事者の皆さまとともに患者さんの尊い「いのち」に向き合いながら、新たな製品を生み出し、その最適な活用方法とともに広め、課題を見出し、次なる製品づくりへと活かしてまいりました。そして、国内外をあわせ1万人を超えるグループ社員たちが、世界各地の医療のために何ができるのかを考え、製品に込められた「いのち」への想いを届けてまいりました。
レントゲン発見から130年、日本国内でX線CT装置が臨床稼働を開始してから50年というヘルスケアにとって節目の今年もその思いは変わらず、受診される方々の負担軽減と精度の高い診断に寄与する技術開発に当社は取り組んでおります。これは多くの医療関係者のご指導のおかげでもあり、この場を借りてあらためて感謝申し上げます。
先の見えない関税問題や終わらない紛争など混沌とする世界情勢の中で各地の抱える医療課題も刻々と変化し続けます。キヤノンメディカルシステムズはこれからも『Made for Life』に込められた決意の下、それぞれの医療の現場に寄り添いながら、最適なソリューションの提供を目指し、成長を続けます。