社長メッセージ


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平素は格別のお引き立てをいただき、厚く御礼申し上げます。

 さて先日、キヤノンのイメージング事業が持つコア技術を活かした新世代の80列CT「Aquilion Serve」の新製品発表を行いましたが、当社のCT事業の歩みは、国内初となるEMIスキャナを1975年に東京女子医大に納入したことに始まります。その後、ヘリカルスキャンCTを経て2000年代のマルチスライスCT競争時代には一年ごとに列数を倍増させたCTを発表するなど、臨床の求める最先端の技術を搭載したCT装置の開発を進めてきました。これらシステムの開発と並行して臨床価値の創造・検証のための取組として、世界各国の9施設と国際的多施設共同研究を行い,64列マルチスライスCTによる冠動脈CT検査の有用性を立証しました。そして2007年、16センチの幅を一回転で撮影できる世界初(*1)の320列CTの発表、2016年には従来に比べ8倍の分解能を持つ世界初(*1)の高精細CTを製品化しました。

そして昨年、当社は、大幅な被ばく低減、物質の弁別、さらなる高分解能化などの可能性が見込まれている次世代CT、フォトンカウンティングCT(PCCT)の早期実用化を目指すことを発表しました。

このように当社では、より確信度の高い診断をサポートするために画像診断装置の高度化、精密化を常に進めており、当社のコア事業としてこれからも技術開発を続けます。画像診断の精密化によって得られる膨大な情報は、進歩の著しいAI技術なども活用して集積、解析、加工することでさらに価値を高め、より効率の高い医療の実現を目指します。

これからも当社Made for Life の理念に基づいて開発されるこれからの最新のソリューションで医療の様々な課題を解決してまいります。


代表取締役社長 瀧口 登志夫

*1:当社調べ