謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年は医療・介護・障害福祉のトリプル改定、改正医療法の施行による医師の働き方改革、医療DXの推進など医療を取り巻く環境に大きな変化がありました。今年も私たちはさまざまな事象への対応が求められることと思います。団塊の世代が後期高齢者に加わり、医療需要の変化が進みます。また、コスト上昇、働き方改革などを背景とした人的医療資源の逼迫や偏在、脅威を増すサイバーセキュリティリスクなど、医療の現場が抱える諸課題への対処は待ったなしの状況です。
一方、2025年は、レントゲン博士によるX線発見から130年、わが国におけるX線CT装置の導入から50年という節目の年でもあります。
キヤノンメディカルシステムズは、今年も『Made for Life』に込められた決意の下、主要海外現地法人15社、90代理店による販売網で世界190以上の国や地域で、医療の現場に寄り添いながら、よりよいソリューションの提供を通じて医療の課題に向き合う皆様への貢献を目指し、成長を続けます。宜しくご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。
代表取締役社長 瀧口 登志夫