July 17, 1998
東芝は、拡張性と信頼性に優れたPCサーバなどオープン系システムを採用することで、医療機関の機能分化や包括算定化(*1)などの複雑化する医療制度の変化に柔軟に対応し、正確かつ迅速に医事業務を処理することができる医事会計システムとして「HAPPY CS-II医事会計システム」を商品化し、10月末から出荷を開始します。
新製品はホストコンピュータに、信頼性と価格性能比の高い東芝製のPCサーバを採用しており、オープンなシステム環境で、優れた信頼性と拡張性で医療機関の規模や使用目的に合せた自由なシステム構築ができます。これにより院内をネットワークでつなぐことで、受付システムやカルテシステム、薬品管理システムなど、他の医療システムとの連携を含めたトータルシステム化やデータの共有を図ることができます。
また、システムの故障時には専門の「HAPPYセンター」で24時間体制でサポートできる体制を整えています。
* 1:慢性疾患の老人患者については、診察料に基本的な検査項目や処置項目が含まれて おり、別に算定することができないようにした算定方式。少子高齢化が進む中、医療機関の機能分化や包括算定化等の医療制度の変化・改革が進んでいます。医療機関での会計計算もますます複雑化しており、より早く処理できるとともに、より正確で使いやすいシステムが求められています。
また、近年広く求められている医療機関内のトータルシステム化の核となるシステムとしては、他のオープン系システムとの接続性が重視されています。
これらのニーズに応えられるシステムとして「HAPPY CS-II医事会計システム」を商品化するものです。
以上