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July 2, 2018

キヤノンメディカルシステムズ、「アクトメッド株式会社」の子会社化について

国内におけるクリニカルシーケンスサービスを提供

キヤノンメディカルシステムズ株式会社(本社:栃木県大田原市 代表取締役社長:瀧口 登志夫)は、アジア人に適したゲノムデータベースに基づく高品質クリニカルシーケンスサービス(注1)に強みをもつアクトメッド株式会社(本社:東京都東新宿区 代表取締役:Shu Jen Chen 以下、アクトメッド社)の過半数の株式を取得しました。これにより、当社はがんゲノム検査事業へ参入し、キヤノンのヘルスケア事業の強化・拡大を図ります。


アクトメッド社は、クリニカルシーケンス分野において、先進的かつ高品質な技術で定評のあるACT Genomics Co., Ltd (本社:台湾台北市 CEO:Hua Chein Chen)から継続的、包括的な技術サポートを受けています。アクトメッド社は、病理検体の品質チェックからアジア人固有の変異情報や臨床情報を含む臨床データベースに基づいたレポート作成までを一貫して行い、アジア人に適したクリニカルシーケンスサービスを日本国内で提供しています。

当社は、日本国内に約70か所の販売・サービスネットワーク拠点を持ち、画像診断システムをコア事業に、ヘルスケアIT事業やバイオサイエンス事業へ領域を拡大し、事業の成長を目指しています。

今後は、当社の日本国内のネットワークや経験を共有し、アクトメッド社が日本国内におけるがん遺伝子解析のニーズに対応することで、個別化医療の実現を目指してまいります。

【出資後の株式比率】
キヤノンメディカルシステムズ株式会社:66.6%
ACT Genomics Co., Ltd:33.4%

【アクトメッド社について】
社名(Web):アクトメッド株式会社(http://www.actmed.jp/
事業内容:クリニカルシークエンスサービス(遺伝子解析受託サービス)
設立年:2017年
本社所在地:東京都新宿区




(注1)クリニカルシーケンス:がん患者さん等の疾病関連の遺伝子変異を網羅的に解析することにより、その患者さんに最適な治療薬を調べる遺伝子検査





 以上

【キヤノンメディカルシステムズについて】
当社は、2016年12月より、キヤノングループの一員となり、2018年1月4日に社名を「東芝メディカルシステムズ株式会社」から「キヤノンメディカルシステムズ株式会社」に変更しました。疾病の早期診断、早期治療のためCT、MRI、超音波診断装置、X線診断装置などの画像診断装置や検査機器、ヘルスケアITソリューションを開発、製造し、世界150以上の国や地域に提供しています。当社の経営スローガンである「Made for Life™」(患者さんのために、あなたのために、そしてともに歩むために)のもと、病院経営に貢献し、患者さんに優しい医療システム・サービスをお届けし、これからも変わらず医療に貢献してまいります。
キヤノンメディカルシステムズ株式会社 ホームページ:https://jp.medical.canon/ 

【地球環境への取り組み】
当社は、より良い地球環境の実現のため、開発、調達、製造、販売、サービス、廃棄段階まで一貫して環境への影響に配慮した医療機器・システムを提供しています。地球温暖化防止をはじめとし、医療放射線被ばくの低減、資源有効活用、化学物質の管理など推進し、地球との共生や豊かな価値の創造のために環境保全に取り組みます。
キヤノンメディカルシステムズ株式会社 環境活動:https://jp.medical.canon/about/environment 

Made for Lifeはキヤノンメディカルシステムズ株式会社の商標です。