November 26, 2003
東芝メディカルシステムズ株式会社(社長:桂田 昌生 本社:栃木県大田原市)は 操作を簡単にして安心して使えるように設計した、世界最小スライス幅0.5mm装備、4列 マルチスライスCT 「Asteion™ Super4 Edition」の国内向け販売を2003年12月より開始いたします。
医療施設の診断から治療にわたるあらゆるニーズへのトータルソリューションを提供する東芝は、マルチスライスCTを初めて導入する一般病院など幅広いユーザー層で安心して使用していただけるように、簡単操作、撮影サポート機能の充実を図った4列マルチスライスCT 「Asteion™ Super4 Edition」を開発いたしました。
また、新製品は、東芝の最高峰のマルチスライスCT Aquilion16™で培った技術を採用しておりますので、4列マルチスライスCTの中でもトップクラスの画質を実現しています。
Asteion™ Super4 Editionは世界中で1500台以上を販売・据えつけた、東芝マルチスライスCTの技術を集大成した"身近な高級機"です。
東芝は国内CT市場で20年以上連続トップシェアを続けておりますが、本製品を投入することで、国内では、マルチスライスCTで50%以上のシェアを継続し、さらに世界でも2005年度までにマルチスライスCTのシェアトップを目指します。
製品名 | 型名 | 価格(税別) | 販売目標(年間) |
Asteion ™Super4 Edition | TSX-021B | 7億円2千万円 | 120台(国内) |
(医療用具承認番号:21100BZZ00359000)
Asteion™ Super4 Editionの主な特長
Asteion™ Super4 Editionの主な仕様
型式:TSX-021B | |
検出器 | SSMD 17336素子 |
スキャン時間 | 0.48秒(ハーフスキャン),
0.75、1、1.5、2、3 秒(フルスキャン) |
収集スライス厚 | 0.5、1、2、3、4、5 mm |
X線管 容量 | 4.0MHU(HeliCool) |
X線管 冷却効率 | 864KHU/min |
撮影範囲 | 最大長さ180cm
最大直径48cm |
ガントリ開口径 | 72cm |
ガントリチルト角 | +/- 30度 |
画像再構成時間 | 最短 0.25秒 |
リアルタイム画像再構成 | 12画像/秒(1スライス512×512再構成時) |
磁気ディスク保存容量 | 生データ4,000回転分、画像データ16,000枚 |
造影剤検知自動スキャン機能 | RealPrep標準搭載 |
3次元処理 | 高精細ボリュームレンダリング(カラー)機能標準搭載 |
Aquilion、Asteion、RealPrepは東芝メディカルシステムズ(株)の商標です。
以上