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May 30, 2005

第78期決算および役員人事内定の件

東芝メディカルシステムズ株式会社(社長:桂田昌生、本社:栃木県大田原市)は、平成17年5月27日(金)に開催された取締役会において、第78期(平成16年4月1日~平成17年3月31日)の決算および役員人事を次のとおり内定しました。
これらの事項は、平成17年6月27日(月)開催予定の定時株主総会および取締役会に報告または付議されます。

1. 第78期決算概要

医療業界におきましては、日本市場では平成14年度の市場縮小の反動で平成15年度以降、回復基調にはあるものの、医療供給体制、医療保険制度の改革による医療費包括支払制度の導入や国立大学、病院の独立法人化などにより、医療機関のコスト意識が高まり新規の機器購入投資は依然厳しい状況でありました。また、海外市場については、ここ数年順調に伸びてきた米国市場は成長が鈍化し、欧州市場も停滞気味でありました。医療を取り巻く環境の急速な変化と競合の激化により市場価格の下落が急速に進みました。
このような事業環境下におきまして、当社は平成15年10月1日より、「東芝メディカルシステムズ株式会社」としてスタートして1年半が経過しましたが、事業統合による、マーケティング機能強化、販売人員の適正配置やアプリケーション力の強化を柱とした販売・サービス体制の見直し等により、前線営業力の強化を図り、さらに、顧客情報管理システムの活用により、お客様の声(VOC:ボイス オブ カスタマー)を起点とした、すべてのビジネスプロセスのスピードを業界No.1にするための事業構造改革を推進することで、経営の効率化、収益性の改善を図ってまいりました。
また、お客様のご要望に応えた新商品を次々と開発、市場に投入し(超音波診断装置のラインアップ拡充、FPD、64列同時撮影マルチスライスCTなど)、中でも64列同時撮影マルチスライスCTは世界トップクラスの性能をもち、循環器疾患診断に新たな臨床価値を提供するもので、米国においても大好評であり市場シェアを大きく伸ばしています。
その結果、当期の売上高は235,073百万円(前年同期比23.4%増)、経常利益は8,832百万円(前年同期比274.4%増)となり、増収増益となりました。

売上高  235,073百万円  (前年度  190,437百万円)
経常利益  8,832百万円  (前年度  2,358百万円)
当期利益  6,281百万円  (前年度  853百万円)

2. 役員人事

次の諸氏が定時株主総会において取締役に再任または就任の予定です。さらに、その後開催予定の取締役会において、代表取締役および執行役員に再任または就任の予定です。

(取締役・執行役員)(氏  名) (職   位)(前   職)
代表取締役社長桂田 昌生(再任)  
取締役上席常務小松 研一(再任)  
取締役上席常務勝俣 健一郎(再任)  
取締役常務渋谷 建太郎(再任)  
取締役常務山野井 俊夫(再任)  
取締役常務五十嵐 寛光(再任)  
取締役常務青山 博(新任)経理部長経理部長
取締役 鈴木 義信(再任)執行役員(専務)は免
取締役(非常勤) 不破 久温(再任)  
 常務豊島 達雄(再任)  
 常務宮成 専一郎(再任)  
 常務三富 道夫(再任)  
 常務鷲尾 信宏(再任)  
 常務川畑 正二(新任)東京支社長東京支社長
監査役 塚田 滋(任期中)  
監査役(非常勤) 若林 宏(任期中)  
監査役(非常勤) 川名 紀男(新任) (株)東芝

*再任者の職位は現行通り変更なし

3. 退任役員

次の諸氏が定時株主総会終結の時をもって退任の予定です。

取締役常務(経理部長)  小西 和雄  東芝エレベータ㈱経営幹部就任予定
 常務佐藤 寿三  嘱託(非常勤)に就任予定
監査役(非常勤)  坂田 邦男   

4. 人事異動

(氏  名)(変 更 後)(変 更 前)
青山 博社長附
(平成17年6月1日付)
経理部長
(平成17年6月23日付)
(株)東芝 モバイル社
小西 和雄東芝エレベータ(株)
(平成17年6月23日付)
*TMSC取締役常務退任は6/27付
取締

5. 関係会社社長人事

平成17年6月27日付をもって次の会社社長が就任、退任する予定です。
東芝医用ファイナンス(株)

取締役社長(新任)  道木 文夫  (現東芝メディカルシステムズ(株) 経理部副部長)
取締役社長(退任)  富士 健一  (同社嘱託(非常勤)に就任予定)

以上