May 29, 2006
東芝メディカルシステムズ株式会社(社長:桂田昌生、本社:栃木県大田原市)は、平成18年5月26日(金)に開催された取締役会において、第79期(平成17年4月1日~平成18年3月31日)の決算および役員人事を次のとおり内定しました。
これらの事項は、平成18年6月21日(水)開催予定の定時株主総会および取締役会に報告または付議されます。
1. 第79期決算概要
医療業界におきましては、国内市場は、急速な少子高齢化、医療技術の進歩など環境の大きな変化に対応すべく抜本的な医療制度改革が議論され、国立大学病院・国立病院をはじめとする公的医療機関の独立法人化および診療報酬の包括評価制度、患者3割負担など総医療費抑制が一層顕著になってきました。海外でも、成長の鈍化が継続しており、欧州ではドル安による米国産医療機器の売価ダウンが大きく、厳しい市場環境が継続しました。
このような事業環境下におきまして、当社は、医用画像診断機器の分野で長年、国内トップシェアを維持してきた実績を基に、お客様の声を基点として全てのビジネスプロセスの効率化、収益性のさらなる向上に努めました。国内市場では画像診断機器に加えて医療情報システムも含めたトータルソリューションの提供、世界市場では画像診断機器システムによるクリニカルバリュー(臨床価値)の最大化を重点戦略として、特に米国、欧州において、販売の拡大を図ってまいりました。
その結果、当期の売上高は266,660百万円(前年同期比13.4%増)、経常利益は21,366百万円(前年同期比141.9%増)となり、大幅な増収増益となりました。
売上高 | 266,660百万円 | (前年度 | 235,073百万円) |
経常利益 | 21,366百万円 | (前年度 | 8,832百万円) |
当期利益 | 12,144百万円 | (前年度 | 6,281百万円) |
2. 役員人事
次の諸氏が定時株主総会において取締役に再任または就任の予定です。さらに、その後開催予定の取締役会において、代表取締役および執行役員に再任または就任の予定です。
(取締役・執行役員) | (氏名) | (職位) | (前職) | ||
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代表取締役 | 社長 | 桂田 昌生 | (再任) | ||
取締役 | 専務 | 小松 研一 | (再任) | 取締役 上席常務 | |
取締役 | 上席常務 | 勝俣 健一郎 | (再任) | ||
取締役 | 常務 | 渋谷 建太郎 | (再任) | ||
取締役 | 常務 | 山野井 俊夫 | (再任) | ||
取締役 | 常務 | 五十嵐 寛光 | (再任) | ||
取締役 | 常務 | 青山 博 | (再任) | 経理部長 | 経理部長 |
取締役 | 常務 | 豊島 達雄 | (新任) | 生産統括責任者、SCM統括センター長、SCM統括センター生産管理部長、品質安全法規統括センター長を委嘱 | 常務
生産統括責任者、SCM統括センター長、SCM統括センター生産管理部長、品質安全法規統括センター長を委嘱 |
取締役 | 鈴木 義信 | (再任) | |||
取締役
(非常勤) | 不破 久温 | (再任) | |||
常務 | 宮成 専一郎 | (再任) | |||
常務 | 三富 道夫 | (再任) | |||
常務 | 鷲尾 信宏 | (再任) | |||
常務 | 川畑 正二 | (再任) | |||
監査役 | 塚田 滋 | (任期中) | |||
監査役
(非常勤) | 川名 紀男 | (任期中) | |||
監査役
(非常勤) | 立花 鑑彦 | (新任) | (株)東芝 |
3. 退任役員
次の監査役(非常勤)が定時株主総会終結の時をもって退任の予定です。
監査役(非常勤) 若林 宏
4. 関係会社社長人事
平成18年6月16日付をもって次の会社社長が就任、退任する予定です。
沖縄東芝メディカル(株)
取締役社長(新任) 佐藤 義久 (現同社 営業担当部長)
取締役社長(退任) 阿部 忠行 (同社嘱託(非常勤)に就任予定)
以上
<本件に関するお問い合わせ先>
東芝メディカルシステムズ株式会社 | 東京本社広報室
本社広報室 | TEL 03-3818-2040
TEL 0287-26-6775 |