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April 10, 2012

「造影剤を用いずに血管を良好に描出できるMRI装置の開発」で 平成24年度文部科学大臣表彰・科学技術賞を受賞

東芝メディカルシステムズ株式会社(本社:栃木県大田原市 社長:綱川 智)は、「造影剤を用いずに血管を良好に描出できるMRI装置の開発」で平成24年度科学技術分野の文部科学大臣表彰・科学技術賞(開発部門)を受賞しました。
受賞内容は以下のとおりです。

  1. 業績名:造影剤を用いずに血管を良好に描出できるMRI装置の開発 
  2. 受賞者:東芝メディカルシステムズ(株) 技監  宮崎 美津恵 
  3. 技術内容:血液そのものを信号源として活用し、造影剤を用いなくても血管を安定的に明瞭に描出できる非造影MR血管撮像法を確立しました。更に、動脈・静脈を選択的に描出する技術、関心領域に流入・流出する血液のみを選択的に画像化することにより疾患別に必要な血管のみを描出する技術を開発し、これらの技術を搭載したMRI装置を世界で初めて商品化しました。

文部科学大臣表彰・科学技術賞は、我が国の科学技術分野において社会経済、国民生活の発展向上等に寄与し、実際に利活用されている画期的な研究開発若しくは発明を行った者を対象とし授与されるものです。
本技術は第43回市村産業賞の功績賞も受賞しています。

【東芝メディカルシステムズについて】
東芝メディカルシステムズ株式会社は、疾病の早期発見のためのスクリーニング、診断から治療、治療後のフォローアップまで、医療施設におけるワークフロー全般に関するあらゆるニーズへのトータルソリューションを提供する国内市場における画像診断システムのトップメーカーです。
当社の経営スローガンである「Made for Life™」(患者さんのために、あなたのために、そしてともに歩むために)を通じ、かけがえのない命とお客様の成長・成功に役立つよう、一層の活動を進めてまいります。
東芝メディカルシステムズ(株)ホームページ:http://www.toshiba-medical.co.jp/

【地球環境への取り組み】
東芝グループの一員である当社は、「地球内企業」としてより良い地球環境の実現のため、開発、調達、製造、販売、サービス、廃棄段階まで一貫して環境への影響に配慮した医療機器・システムの提供を通じて地球温暖化防止をはじめとし、資源有効活用、化学物質管理を通した地球との共生や豊かな価値の創造のために取り組みます。
東芝メディカルシステムズ(株)環境活動:http://www.toshiba-medical.co.jp/tmd/company/env/
(株)東芝環境活動:http://www.toshiba.co.jp/env/jp/index_j.htm

※Made for Lifeは東芝メディカルシステムズの商標です。