July 16, 2008
東芝メディカルシステムズ株式会社(社長:小松 研一 本社:栃木県大田原市)は、メタボリックシンドロームに着目した「特定健康診査・特定保健指導」に対応した新型総合健診システム『Health support Agent™』を開発し、本年度9月から販売を開始いたします。本システムは東京ビッグサイトで7月16日~18日に開催される国際モダンホスピタルショウ2008に展示します。
開発の背景
厚生労働省は、将来の医療費負担を抑えることを目的に2008年度からメタボリック・シンドローム*1の予防・改善を目的とする新しい健診制度を導入、「特定健康診査・特定保健指導」を医療保険者に義務付けました。国民の健康への意識が高まるだけでなく、生活習慣病予備軍をチェックする一次予防の需要がこれまで以上に高まっております。
健診センターにおいては、複雑化、膨大化していく検査データを高速に処理し、受診者情報を的確にしかも安全に管理し、効率的に運用できるシステムが求められています。さらに診療と健診を融合させた高機能クリニックの対応が求められ、モダリティを含めた診断機器の共用利用、がん発見のためのアプリケーションも合わせ持つ必要があります。
東芝は健診システム市場においてはドック施設を中心に約25%のシェアを持ち、トップベンダーのひとつです。また画像診断システムメーカーとして長年の実績があり、医療機関のワークフローやユーザーニーズなどの知識を蓄積しています。Health support Agent™は、1日に20人規模の施設から200人程度の健診施設様向けに『健診に関わる全ての人のために』をコンセプトに開発、システムを使う方にも、健診を受ける方にも快適な環境を提供いたします。
また、高機能クリニック向けに、診療システムとの患者ID情報連携はもとより依頼情報・検査結果連携まで含めた提案が可能です。
Health support Agent™の特徴
東芝メディカルシステムズ株式会社は、画像診断システムのリーディングカンパニーとして疾病の早期発見のためのスクリーニング、診断から治療、治療後のフォローアップまで、医療施設におけるワークフロー全般に関するあらゆるニーズへのトータルソリューションを提供します。当社の経営スローガンである「Made for Life™」(患者さんのために、あなたのために、そしてともに歩むために)を通じ、かけがえのない命とお客様の発展に役立つよう、一層の活動を進めてまいります。
商品名、価格、販売目標
商品名 | 価格(ドック1日20人規模の場合) | 販売目標(年間) |
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Health support Agent™ | 2,000万円~ | 50台 |
本資料に関するお問合せ先
東芝メディカルシステムズ株式会社 | 本社広報室 TEL:0287(26)6775
東京本社広報室 TEL:03(3818)2040 |
新製品に関するお問合せ先
東芝メディカルシステムズ株式会社 | SI事業部 TEL:03(5783)1611 |
以上