May 24, 2010
東芝メディカルシステムズ株式会社 2010.05.24
東芝メディカルシステムズ株式会社(社長:小松研一、本社:栃木県大田原市)は、平成22年5月21日(金)に開催された取締役会において、第83期(平成21年4月1日~平成22年3月31日)の決算および役員人事を次のとおり内定しました。
これらの事項は、平成22年6月24日(木)開催予定の定時株主総会および取締役会に付議されます。
Ⅰ.第83期決算概要
当期は、国内、海外とも米国に端を発する金融危機の影響が続き、世界経済全体が停滞する状況となりました。後半になり、景気回復の兆しは見えてきましたが、未だ不透明感は残っています。
医療業界におきましては、国内市場は、医療機関の経営悪化や、価格重視の医療機器購入と競合による売価ダウンの激化、さらに医療機関の資金不足による買い控え、購入見送りが目立ちました。
欧米でも同様に、経済悪化や病院経営圧迫を理由として市場縮小が継続しました。また、BRICsを中心とする中南米、中近東、アジアなどその他地域では、中国など一部市場で強い購買意欲が示されましたが、全般的に国際経済悪化の影響により市場が停滞しました。為替の円独歩高により、現地通貨では増収でも円通貨ベースでの売上高は低調な結果となりました。
その結果、全ての事業分野で低調な結果となり、当期の売上高は、260,064百万円(対前年同期3.2%減)、経常利益は、10,840百万円(対前年同期11%減)と、2期連続減収減益の結果となりました。
売上高 | 260,064百万円 | (前年度 268,756百万円) |
経常利益 | 10,840百万円 | (前年度 12,212百万円) |
当期純利益 | 6,518百万円 | (前年度 8,707百万円) |
Ⅱ.役員人事
(取締役・執行役員) | (氏 名) | (職位) | (前職) | |
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代表取締役 社長 | 綱川 智 | (新任) | 取締役上席常務[アクロス推進室、事業推進部、経営企画部、広報室、業務部、海外営業統括部 担当] | |
取締役 上席常務 | 木村 達 | (再任) | 生産統括責任者、SCM統括センター長、品質安全法規統括センター長、品質統括責任者 | 取締役常務、[事業部グループ 担当] |
取締役 上席常務 | 鷲尾 信宏 | (再任) | ||
取締役 上席常務 | 朝比奈 宏 | (新任) | 調達統括責任者、[技術全般、HIS、調達部 担当] | 常務、統括技師長、調達統括責任者、[コスト企画担当、知的財産部、技術管理部、調達部、研究開発センター、臨床アプリ研究開発センター 担当] |
取締役 常務 | 小林 一也 | (再任) | ||
取締役 常務 | 田中 慶二 | (新任) | 経理部長、J-SOX対応推進部長 | (株)東芝 |
取締役 | 山野井 俊夫 | (再任) | ||
取締役(非常勤) | 島岡 聖也 | (新任) | (株)東芝 | |
常務 | 亀田 泰祐 | (再任) | ||
常務 | 鬼塚 ひろみ | (再任) | ||
常務 | 塙 政利 | (新任) | サービス本部長 | 社長附 |
常務 | 内藏 啓幸 | (新任) | 統括技師長、研究開発センター長[コスト企画担当、知的財産部、技術管理部、臨床アプリ研究開発センター 担当] | 研究開発センター長 |
常務 | 信太 泰雄 | (新任) | CT事業部長、[事業部グループ 担当] | CT事業部長 |
監査役 | 小柳 順一 | (再任) | ||
監査役(非常勤) | 中平 康之 | (新任) | (株)東芝 | |
監査役(非常勤) | 桑名 環 | (再任) |
Ⅲ.退任役員
取締役 | 上席常務 | 青山 博 | 退任後は非常勤嘱託 |
取締役 | 常務 | 谷口 好夫 | 東芝メディカル製造(株)取締役社長に再任予定 |
常務 | 宮成 専一郎 | 退任後は非常勤嘱託 | |
取締役 | (非常勤) | 橋本 紀晃 | |
監査役 | (非常勤) | 津島 秀夫 |
なお、代表取締役社長 小松 研一については、今後、当社相談役ならびに(株)東芝顧問に就任予定
Ⅳ.関係会社社長人事
東芝医用システムエンジニアリング(株) 平成22年6月24日付
取締役社長(新任) | 内藏 啓幸(現、当社研究開発センター長、同日付で当社常務、統括技師長に新任予定) |
以上