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January 20, 2014

中国の研究開発センター東芝医療系統研究開発(大連)有限公司設立について

東芝メディカルシステムズ株式会社(本社:栃木県大田原市 社長:綱川 智)は、中国大連市に当社100%子会社である東芝医療系統研究開発(大連)有限公司(以下、TMRD)を設立しました。中国における開発拠点として、競争力のある製品をタイムリーに開発し、グローバルニーズに応える製品の提供を目指します。

これまで東芝大連有限公司(TDL)内で研究開発及び生産を行っていましたが、当社の開発方針に応じて柔軟かつ迅速な意思決定を行うために、研究開発の機能を(TMRD)に集約しました。 (TMRD)ではX線診断装置、CT、超音波診断装置、MR、検体検査装置のハードウエア、ソフトウエア、ファームウエアのユニット、システム開発を行い、開発上流から開発に参画し、中国の利点を生かした研究開発を推進してまいります。

当社は、事業のグローバル化に対応し2002年に大連市に医療システムの開発および生産を行う拠点を開設したほか、アジア、欧米などグローバルに開発拠点を構築してまいりました。2007年には中国市場の期待に応えるため、直轄の販売サービス会社である東芝医療系統(中国)有限公司(TMC)(北京市)を設立し、中国全土9か所に拠点を展開しています。2012年10月には(TMC)内にソフトウエアの研究開発を行う研究開発センターを開設し、中国およびアジアビジネスの強化を図っています。
今後は(TMRD)を中国におけるグローバル開発拠点として、(TDL)医用工場や (TMC)の研究開発センターと連携し、グローバルなお客様ニーズに応える製品開発を進めてまいります。

新会社概要

所在地大連市高新園区汇賢園7号3階#03-01/02/03/04室
社長戸村 正俊
事業内容日本の親会社(東芝メディカルシステムズ株式会社)からの委託を受け、医用機器(X線、CT、超音波、MRI、検体検査等)装置の研究開発を行う。
名称東芝医療系統研究開発(大連)有限公司
従業員数196名(日本人駐在員3名含む)

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【東芝メディカルシステムズについて】
東芝メディカルシステムズ株式会社は、疾病の早期発見のためのスクリーニング、診断から治療、治療後のフォローアップまで、医療施設におけるワークフロー全般に関するあらゆるニーズへのトータルソリューションを提供する国内市場における画像診断システムのトップメーカーです。当社の経営スローガンである「Made for Life™」(患者さんのために、あなたのために、そしてともに歩むために)を通じ、かけがえのない命とお客様の成長・成功に役立つよう、一層の活動を進めてまいります。
東芝メディカルシステムズ(株)ホームページ:http://www.toshiba-medical.co.jp/

【地球環境への取り組み】
東芝グループの一員である当社は、「地球内企業」としてより良い地球環境の実現のため、開発、調達、製造、販売、サービス、廃棄段階まで一貫して環境への影響に配慮した医療機器・システムの提供を通じて地球温暖化防止をはじめとし、資源有効活用、化学物質管理を通した地球との共生や豊かな価値の創造のために取り組みます。
東芝メディカルシステムズ(株)環境活動:http://www.toshiba-medical.co.jp/tmd/company/env/
(株)東芝環境活動:http://www.toshiba.co.jp/env/jp/index_j.htm

Made for Lifeは東芝メディカルシステムズ株式会社の商標です。