当社は、環境への取り組みを経営の最重要課題の一つと位置づけています。環境に配慮した医療機器やシステムの開発は、グローバル企業である当社の使命であると考えています。スコープ1および2におけるCO
2排出量を42%削減する計画を進めており、スコープ3においては、2030年までに2022年比で25%削減する目標を掲げています。現在、2024年に取り組むべき具体的な目標を設定し、ミッションのさらなる前進を図っています。お客様、サプライヤー、その他のステークホルダーの皆様と協力して、これらの重要な目標の達成を目指します。
企業が自身と社会の持続的な成長を実現するためには、ガバナンスの強化が不可欠です。ガバナンスの強化および監査の実施などを通じて、ガバナンス体制の整備を進めています。これらの体制をいかにして継続的に改善していくかを常に検討していくことが、トップである私の役割だと考えています。
次のステップは、事業全体での財務報告の一貫性と持続可能性をさらに高め、客観性と透明性を担保する体制を確立することです。『Made for Life』という当社の経営理念を象徴するスローガンのもと、世界中の人々の健康的な生活の実現と、クオリティ・オブ・ライフの向上に貢献してまいります。
キヤノンメディカルシステムズ株式会社
代表取締役社長
瀧口 登志夫