October 29, 2018
キヤノンメディカルシステムズ株式会社 (本社:栃木県大田原市 社長:瀧口 登志夫) は、タブレット端末型超音波診断装置「Viamo sv7(ビアモ エスブイ7)」の国内販売を、全国の特約販売代理店を通じて11月1日より開始します。
近年、超音波診断装置の目覚しい進歩により、疾病の早期発見・予防、そして治療時のガイドとしての役割が注目されており、いつでもどこにでも持ち運ぶことが可能なハンドキャリータイプの超音波診断装置はその活躍の場を急速に広げています。例えば、電源の確保が難しい災害現場やスポーツ選手の試合でのハプニングや練習中の思わぬケガなど、院外での活用シーンが広がっています。しかしながら携帯性や可搬性を優先するあまり、検査室で使用するカートタイプの装置と比較して画面が小さく、画質や操作性が煩雑、バッテリーの駆動時間が十分ではない、といった課題も指摘されていました。
Viamo sv7は、12インチの大型モニタを搭載したタブレット端末型の超音波診断装置です。256GBのストレージと3時間駆動可能な大容量バッテリーを搭載し、一般的なビジネス用A4ファイルサイズのタブレットとほぼ同じ大きさで、軽量化を実現しました。院内、外来はもとより、院外への持ち出しも容易で、本体にプローブを直接つなげてそのまま検査ができるので、患者さんのそばで診断ができるPOC(Point of Care)に対応可能な装置です。また、点滴台やベッドの手すりなどへ装置を容易に固定できる(オプション)ので、病棟はもとより手術室、ICUなどさまざまなシーンで活用できます。
新製品の主な特長
1. 12インチモニタのタブレット端末型超音波診断装置
高精細な12インチモニタを採用し、大きく鮮明な画像で超音波検査が行えます。また、最大3時間駆動が可能な大容量バッテリーを内蔵しているので、院内・院外を問わず、電源が確保できない場所へ持ち出して検査をすることができます。さらに、画面をタップやスワイプすることにより直感的に操作することができます。
サイズ | W325mm x D229mm |
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重量 | 約1.2kg |
2. 先進の映像化技術による安心の高画質
浅い部位から深い部位まで高い分解能の画像を提供する「Differential THI」は、平成30年度全国発明表彰 文部科学大臣賞を受賞した独自の画像描出技術です。さらに、にじみの少ない高分解能な血流イメージング技術「Dynamic Flow」も搭載しており、高精細画像で日常検査をサポートします。
3. 専用プローブで幅広い臨床分野をカバー
USBコネクタで接続できる新規に開発された3本の専用プローブで、腹部はもとより、心臓、乳腺、甲状腺、運動器、産科・婦人科など、幅広い臨床分野をカバーしています。
製品ホームページ
https://jp.medical.canon/products/ultrasound/viamosv7
一般的名称 | 汎用超音波画像診断装置 |
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販売名 | 超音波診断装置 Viamo sv7 CUS-VSV7 |
製造販売承認番号 | 229ACBZX00025000 |
【キヤノンメディカルシステムズについて】
当社は、2018年1月4日に社名を「東芝メディカルシステムズ株式会社」から「キヤノンメディカルシステムズ株式会社」に変更しました。疾病の早期診断、早期治療のためCT、MRI、超音波診断装置、X線診断装置などの画像診断装置や体外診断装置、ヘルスケアITソリューションを開発、製造し、世界150以上の国や地域に提供しています。当社の経営スローガンである「Made for Life」(患者さんのために、あなたのために、そしてともに歩むために)のもと、病院経営に貢献し、患者さんに優しい医療システム・サービスをお届けし、これからも変わらず医療に貢献してまいります。
キヤノンメディカルシステムズ株式会社 ホームページ:https://jp.medical.canon/
【地球環境への取り組み】
当社は、より良い地球環境の実現のため、開発、調達、製造、販売、サービス、廃棄段階まで一貫して環境への影響に配慮した医療機器・システムを提供しています。地球温暖化防止をはじめとし、医療放射線被ばくの低減、資源有効活用、化学物質の管理など推進し、地球との共生や豊かな価値の創造のために環境保全に取り組みます。
キヤノンメディカルシステムズ株式会社 環境活動:https://jp.medical.canon/about/environment