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May 27, 2013

東芝メディカルシステムズ本社での生物多様性保全活動の取り組みについて

東芝メディカルシステムズ株式会社(本社:栃木県大田原市 社長:綱川 智)は、事業活動と、生物多様性を含む多様な環境問題を包括的かつ定量的に把握することにより、取り組みの「見える化」を図り、影響の低減、持続可能な利用につなげています。2012年3月より「生物多様性推進プロジェクト」を推進し、本社および周辺地域の生物調査を実施、1年間の調査結果をまとめました。調査結果は当社ホームページに掲載、(http://www.toshiba-medical.co.jp/tmd/company/env/biodiversity/)、また「いきものガイド」として冊子を発行しました。

栃木県北部の大田原市に立地している本社は、那須連山を望み一級河川「箒川」や田園地帯が広がる自然豊かな環境に囲まれています。敷地周辺では絶滅のおそれがある動植物として保護の対象になっている猛禽類などレッドリスト対象種(注1)を含む動植物が確認されました。

今年度は7月下旬に従業員家族や周辺住民による観測会や、生物を事業所内に呼び込む環境づくりなどに取り組む予定です。今後も東芝グループ生物多様性ガイドライン(2009年9月制定)に沿って、より多くの生き物が生息できる環境づくりを目指して調査、保全に努めていきます。

(注1)レッドリスト対象種:レッドリストとは、絶滅のおそれのある野生動植物等について、絶滅への危険度に応じてランク付けしたもの、それらの生息・生育状況等をとりまとめたものがレッドデータブックと呼ばれ、世界各国でレッドデータブックが作成されています。日本では各都道府県でも県別の県レッドデータブックを作成しており、2011年栃木県版のレッドリストが発行され1393種の動植物が指定されています。

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【東芝メディカルシステムズについて】
東芝メディカルシステムズ株式会社は、疾病の早期発見のためのスクリーニング、診断から治療、治療後のフォローアップまで、医療施設におけるワークフロー全般に関するあらゆるニーズへのトータルソリューションを提供する国内市場における画像診断システムのトップメーカーです。
当社の経営スローガンである「Made for Life™」(患者さんのために、あなたのために、そしてともに歩むために)を通じ、かけがえのない命とお客様の成長・成功に役立つよう、一層の活動を進めてまいります。
東芝メディカルシステムズ(株)ホームページ:http://www.toshiba-medical.co.jp/

【地球環境への取り組み】
東芝グループの一員である当社は、「地球内企業」としてより良い地球環境の実現のため、開発、調達、製造、販売、サービス、廃棄段階まで一貫して環境への影響に配慮した医療機器・システムの提供を通じて地球温暖化防止をはじめとし、資源有効活用、化学物質管理を通した地球との共生や豊かな価値の創造のために取り組みます。
東芝メディカルシステムズ(株)環境活動:http://www.toshiba-medical.co.jp/tmd/company/env/
(株)東芝環境活動:http://www.toshiba.co.jp/env/jp/index_j.htm

※Made for Lifeは東芝メディカルシステムズ株式会社の商標です。