October 5, 2009
東芝メディカルシステムズ株式会社(社長:小松研一、本社:栃木県大田原市)は、最新のイメージングテクノロジーを搭載し、容積を従来装置の約50%に小型化した「Aplio™ MX」(アプリオ エムエックス)を商品化し、2009年10月より営業活動を開始いたします。
開発の背景
超音波診断装置は、検査時の患者さんへの負担が他の画像診断装置に比べて少なく、またリアルタイムに画像を観察できることから、腹部一般から全身までの幅広い臨床領域で使われています。特に近年のさまざまな技術革新により、より精細な画像が得られるようになり、その臨床応用は更なる広がりを見せています。このたび当社が発売を開始する最高級超音波診断装置 Aplio™ MXは、最新のイメージングテクノロジーを搭載し、検査効率の向上に貢献します。さらに筐体の大きさを抑えることにより、人にも環境にも優しいコンセプトを実現しました。
新製品の主な特長
(注1)Pulse Subtraction THI:複数回の超音波送信と受信信号処理技術により、ハーモニック成分のみを取り出して精細な画像を構成する技術。
(注2) Differential Tissue Harmonic Imaging:2つの周波数を合成して送信し、差音と高調波をPulse Subtraction™法により抽出。広帯域プローブの帯域幅を最大限に利用したTHI画像。
(注3)当社AplioXGとの比較。装置本体とは、操作パネル、観察モニタを除いた本体部分を示す。
【東芝メディカルシステムズについて】
東芝メディカルシステムズ株式会社は、疾病の早期発見のためのスクリーニング、診断から治療、治療後のフォローアップまで、医療施設におけるワークフロー全般に関するあらゆるニーズへのトータルソリューションを提供する国内市場における画像診断システムのトップメーカーです。 当社の経営スローガンである「Made for Life™」(患者さんのために、あなたのために、そしてともに歩むために)を通じ、かけがえのない命とお客様の成長・成功に役立つよう、一層の活動を進めてまいります。
【地球環境への取り組み】
東芝グループの一員である 当社は、「地球内企業」としてより良い地球環境の実現のため、開発、調達、製造、販売、サービス、廃棄段階まで一貫して環境への影響に配慮した医療機器・システムの提供を通じて地球温暖化防止をはじめとし、資源有効活用、化学物質管理を通した地球との共生や豊かな価値の創造のために取り組みます。
販売名 | 超音波診断装置 Aplio MX SSA-780A |
---|---|
一般的名称 | 汎用超音波画像診断装置 |
製造販売認証番号 | 第221ACBZX00079000号 |
※Aplio、ApliPure、iStyle 、IASSIST 、Pulse Subtraction 、Made for Lifeは東芝メディカルシステムズ株式会社の商標です。
本資料に関するお問い合わせ
東芝メディカルシステムズ(株) | 広報室 | 0287(26)5100 |
新製品に関するお問い合わせ
東芝メディカルシステムズ(株) | 超音波事業部 | 0287(26)5030 |