インフルエンザとは?

Q: インフルエンザと風邪は違う病気なの?

流行すると1シーズン(例:2017年36週から2018年17週)の累計患者数が1千万人超にものぼるインフルエンザは、いわゆる風邪、正確には風邪症候群という病気の仲間です。ただし、その強さは段違い。症状が大変重く、またウイルスの感染力も非常に強いという点で、インフルエンザは風邪のなかの“大ボス”といえるでしょう。

そもそも風邪はウイルスに感染して発症する病気で、咳や喉頭痛、鼻汁、鼻づまり、悪寒、発熱などの症状が表れます。一方、インフルエンザは、激しい悪寒や高熱などの症状に襲われ、呼吸器症状や胃腸炎を伴う場合もあります。さらに、肺炎などの合併症が起きやすいことも特徴です。また、感染力がとても強く、発症する1日ほど前から発症後7日ごろまで周囲の人にうつしてしまう危険性があります。

Q: インフルエンザはいつごろから流行するの?

日本におけるインフルエンザの流行は、通常11月下旬から12月上旬に最初に発生し、年内に初期のピークを迎えます。そして、年末・年始の休みを挟んで人の移動が多くなる年明けの1月から2月頃にかけて最大の流行を迎えるというパターンが多いようです。

しかし、ピークを過ぎても決して安心はできません。インフルエンザの種類によっては、夏季に流行する事例もあります。ピークでないからこそ、単なる“鼻かぜ”と自己診断して、こじらせてしまうことも珍しくありません。

なお、インフルエンザの警報・注意報に関しては、下記の国立感染症研究所や厚生労働省のサイトに詳しく掲載されています。

国立感染症研究所
厚生労働省

国立感染症研究所

厚生労働省

Q: どんな症状になったらインフルエンザ?

一般的な風邪とインフルエンザの症状を具体的に比べていきましょう。まず、発症時の症状では、一般的な風邪が徐々に悪化していくのに対し、インフルエンザは急激に悪化します。そして、発症後の発熱は一般的な風邪であれば37度程度であるのに対し、インフルエンザは38度以上にまで高まる場合が多いのです。

また、インフルエンザはのどの痛みや咳・痰といった呼吸器症状、頭痛や関節痛などの全身症状が強く表れます。そして、肺炎や神経・意識障害といった合併症については、一般的な風邪では、極めてまれであるのに対し、インフルエンザではその発症の可能性が高くなります。特に子供や高齢者、慢性疾患のある人は、合併症を起こさないよう細心の注意が必要です。