牛の感染症による死亡は畜産業に多大な損害を与えており、死亡率低減による生産性向上が求められています。
ウシ呼吸器病遺伝子検出キットは、DNA検査装置「Genelyzer™ Ⅱ」で使用します。抽出済みの核酸サンプルを増幅試薬と混合後、DNAチップカードに添加し、装置にセットすることで、簡便・迅速にBRDC関連の9種の病原体の遺伝子を一括検出することができます。
※BRDC:Bovine Respiratory Disease Complex, 牛呼吸器病症候群.
本製品は、医薬品医療機器等法に基づく動物用体外診断用医薬品としての承認・認証等を受けていない製品のため、診断、治療を目的とした販売、授与はできません。研究・実証実験・評価用として使用してください。
Point1:複数遺伝子の一括検出
Point2:簡便、短時間操作
| 01 | 牛RSウイルス |
|---|---|
| 02 | 牛ウイルス性下痢ウイルスⅠ型 |
| 03 | 牛ウイルス性下痢ウイルスⅡ型 |
| 04 | 牛ヘルペスウイルス1型 |
| 05 | 牛コロナウイルス |
| 06 | マイコプラズマ・ボビス |
| 07 | マイコプラズマ・ディスパー |
| 08 | マイコプラズマ・ボビライニス |
| 09 | マンヘミア・ヘモリティカ |
| 名称 | ウシ呼吸器病遺伝子検出キット Genelyzer™ KIT A/BRDC-C |
|---|---|
| 形式名 | DGLK-0002A |
| 製品内容 | DNAチップカード、増幅試薬 |
| 検体数 | 1カード1検体 (使い捨て) |
| サンプル | 牛の鼻汁もしくは鼻腔スワブから抽出した核酸溶液 |
| 核酸増幅方式 | LAMP法 |
| 検出方式 | 電流検出型DNAチップ |
| 保存温度 | -50℃~-20℃ |
本製品は農林水産省 農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業(平成25~27年度)において、開発したものです(プロジェクトNo. 25081C)。
参画機関:
東芝メディカルシステムズ株式会社 (社名は当時のもの)
全国農業協同組合連合会 家畜衛生研究所
全国農業協同組合連合会 ET 研究所
国立大学法人 長崎大学熱帯医学研究所
| 名称 | DNA検査装置 Genelyzer™ Ⅱ |
|---|---|
| 製品内容 | Genelyzer™ Ⅱ(本体)
制御用ノート PC 2次元コードリーダ 他 |
| サイズ | w490 × d270 × h450mm |
| 同時検査数 | 4カード (独立) |
| ソフトウェア:
専用検査アプリケーション |
・自動遺伝子判定機能
・データ閲覧機能 ・メンテナンス機能 |
| 入力電源 | AC100V 50/60Hz |
| 消費電力 | 300W |
| 通信ポート | USB |
| 質量 | 35kg(PC、付属品別) |
| 動作環境 | 15℃~35℃(30~80%RH)
結露なきこと |