高精細画像を標準に

ディープラーニング*を用いて設計したSNR向上技術

Advanced intelligent Clear-IQ Engine(AiCE)

ノイズの多い画像とノイズの少ない画像をあらかじめ解析しモデル化させることで、新たに得られた画像からノイズ成分のみを選択的に除去することができます。
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*ディープラーニングは、設計段階で用いており自己学習機能を有しておりません。

ディープラーニング*を用いた超解像技術

Precise IQ Engine (PIQE)

ディープラーニング*を用いた再構成処理により、ノイズを除去し、低空間分解能の画像から高空間分解能の画像を再構成する超解像技術です。PIQEにより、鮮鋭度およびSNRを向上させた画像が得られます。また、撮像時間を短縮することも可能です。

PIQEの詳細はこちら

*ディープラーニングは、設計段階で用いており自己学習機能を有しておりません。

Saturn Technology

振動、発熱の低減

出力増強に伴って増える傾斜磁場コイルの振動を抑制すると共に、冷却機能を強化。高負荷時でも安定した画質をご提供します。

PURERF

SNRの向上

RF送信効率向上技術「PURERF Tx」は独自のシールドにより、送信効率26%向上、あわせて渦電流を抑制します。
受信デノイズ技術「PURERF Rx」は装置発生ノイズを17%低減します。
PURERF Tx と PURERF Rxが組み合わさったPURERFによりSNRを20%向上します

*当社調べ。当社3テスラMRIとの比較。

Multi-phase Transmission

安定したRF送信

2台のアンプによる独立RF送信と、送信RFコイルへの給電を4ポイントで行うことでRF強度分布を均一化します。ムラのない高精細画像を実現します。

RDC DWI

拡散強調画像における歪みの低減

フェーズエンコードの極性による歪み方向の違いを利用して、画像歪みを低減させることが可能な技術です。撮像時間の延長なく、空気と組織との境界領域などで起こる歪を低減します。

Fat Fraction Quantification

高精度な脂肪定量評価

Fast Fraction Quantificationは、当社独自の6 point DIXON法であり、1回の呼吸停止で全肝の撮像が可能であるだけでなく、R2*mapの生成やPDFF定量値画像を得ることができ、安定した脂肪含有量の定量を実現します。

短時間検査を標準に

Compressed SPEEDER

圧縮センシングを用いた高速撮像

従来の圧縮センシング法の課題であった画像ボケなどの画質劣化を低減し、高速化を実現します。AiCEとの併用も可能です。

Fast 3Dモード

3D撮像の高速化

k-spaceの充填方法を効率化し、3D収集の撮像時間を画質劣化を抑えて短縮します。またAiCEを併用することで高画質画像が得られます。

Exsper

さまざまなシーケンスを高速化

Exsperは、k-spaceとimage spaceを組み合わせたパラレルイメージング法です。従来の高速化技術よりも展開エラーなどのアーチファクトが起きにくいため、従来以上の高分解能撮像、小FOV撮像、高速化率などのパラメータ設定の自由度が向上し、さまざまなシーケンスを高速化することが可能になります。

k-t SPEEDER

心臓Cineの高速化撮像

高速化倍率8倍で収集が可能なk-t SPEEDERでは、高フレームレートの心臓Cineと灌流イメージングを自由呼吸下で実施できます。心臓疾患の患者さんの負担を減らしつつ広範囲を撮像することが可能です。
k-t SPEEDER video

Auto Scan Assist

検査効率の向上

AI*1を用いて頭部、心臓、脊椎、肝臓、前立腺、膝関節の形状を解析。診断に必要な断面の位置決めをアシストする機能により、検査効率と再現性を両立させます。

* Auto Scan AssistはEasyTechの新名称です。
*1 AIは、設計段階で用いており自己学習機能を有しておりません。

ForeSee View

確実なプランニング

ForeSee Viewは、撮像断面をリアルタイムでプレビューできるよう設計された、撮像計画用の新たなツールです。膵臓、心臓、特定の関節など、プランニングの難しい生体構造では特に有用です。再撮像の可能性を減らし、検査の確実性向上を目指します。
ForeSee View heart Video ForeSee View foot Video ForeSee View knee Video

シーリングカメラ

ワークフローの改善

シーリングカメラにより、患者さん全体を映し出します。寝台の中心線を表示することでセンタリングポジションを誘導します。さらに、目的検査部位センターを自動認識し、そのまま撮像したい部位がセンターポジションで撮像できるようにセッティングをアシストします。

Tablet UX アプリケーション

ワークフローの改善

AndroidタブレットにインストールしたMR専用アプリ上で、検査前の患者情報の登録・確認、禁忌事項の登録・確認、PAS選択ができます。そのため、待合室や廊下、病室など、場所を選ばず検査前の問診などの準備が可能です。また、検査中の患者さんの撮像・再構成の進捗がリアルタイムに確認できるため、医療従事者のワークフローの改善に役立てることができます。

*Androidタブレットは別途購入が必要です。

ドッカブルテーブル

ワークフローの改善

撮影室の外で撮影準備を事前に実施できるため、患者さんの取り扱いがスムーズで、ワークフローが向上します。医療スタッフはあらゆる状況に迅速かつ容易に対応します。

新しい検査適応を標準に

Iterative Motion Correction

動きのアーチファクト低減

撮像中の動きによって生じるモーションアーチファクトを低減します。撮像方法は変えずに(Cartesian収集)、画像再構成により動き補正。従来のモデルベース補正に加え、ディープラーニング*を活用することで、適応範囲が広がります。撮像中に患者さんが動くことで生じる体動アーチファクトによる診断能低下を防ぐことで、検査の安定性を向上させます。

*ディープラーニングは、設計段階で用いており自己学習機能を有しておりません。

Quick Star

自由呼吸下の検査

高分解能3D撮像において、アーチファクトの発生を抑制します。動きを止めることの難しい状況下でも、高い精度の検査を行えます。

mART EXP

金属アーチファクトの低減

周波数方向に共鳴周波数がシフトした成分を補正する事で、In-Plane及びThrough-planeの金属アーチファクトを軽減させる技術です。In-Planeの歪低減のためVATを併用し、さらにThrough-planeの歪低減のためスライスエンコードを併用したシーケンスになります。

UTE

T2*値の短い組織の描出

励起パルス印加直後からデータ収集を行い、k-spaceをラジアル状に充填することで、T2*値の短い組織の描出が可能です。
位相分散前に信号収集をするため磁化率や動きの影響を受けにくい撮像です。

mUTE 4D-MRA
(*mUTE : minimized acoustic noise utilizing UTE)

磁化率に強い静かな血管動態検査

UTE同様に位相分散前に信号収集をするため磁化率の影響を受けにくく、多時相撮像可能なため磁化率に強い血管動態観察が可能です。また、高速な傾斜磁場の切り替えを低減することで静音化を実現しているため静かな検査を行うことが出来ます。

Time-SLIP

非造影MRA検査

IRパルスを用いて、観察したい血管を描出する方法です。データ収集の前に、IRパルスを印加することで背景信号を抑制し、撮像領域内に流入する血液を高信号に描出したり、流出した血液を低信号に描出することができます。これにより造影剤を用いることなく、BBTI間の血液の局所的な働きを観察することができます。

FBI / DelayTracker

非造影MRA検査

FBIは心電同期または脈波同期を用いて、R波からの適切な遅延時間を設定し、1ショット毎に同期をかけたデータ収集を行うことで、心臓から拍出される新しい血液を描出する血管撮像法です。
造影剤の必要無しに、コロナル断面、サジタル断面の撮像ができるので短時間に広範囲の3Dデータが得られるなどの特長があります。
また、撮像アシスト機能であるDelayTrackerを使用することで部位に応じたボタンにより適切なディレー時間を簡単に設定することができます。

71cm Open Bore

快適な検査空間

これまで困難だった体格の大きな方、小さなお子様、腰の曲がった方にも、検査を受けて頂くことができます。また、患者開口径71cmのOpen Boreでは、肩・肘・手首などのオフセンター撮像や、側臥位での検査などにも柔軟に対応します。

Pianissimo Zen

静かな検査空間

Pianissimo Zenは独自の静音化機構Pianissimoに、静音シーケンスを組み合わせることで、検査音を最大98%カットします。

✔ すべての検査音を低減します。
✔ 騒音が苦手な方も安心して検査できます。

*当社調べ。Pianissimo Zenを使用しなかった場合の比較

MRシアター

安心な検査空間

スクリーンが寝台と連動してボア内に移動するため、患者さんは常に映像を見続けることでボア内へ入り込む感覚を低減します。また、ミラーに反射された映像とボア内に投影された臨場感の高い映像が患者さんの視野内に入り、広々とした明るい検査空間を実現します。