RIS:
画像診断部門情報システム

RISは病院情報システム(HIS)やPACS、モダリティとの情報交換の要として、また画像診断部門における撮影業務の司令塔として、多くの医療機関で導入が進んでいます。キヤノンのRISでは、業務の効率アップをサポートするため、ニーズに合わせた情報展開が行えます。さらに、PACS、レポートシステムとの連携や、各種リスクへのアラート機能、経営的視点から画像診断部門業務を解析する統計サマリ機能などにより、診療の質と病院経営に大きく貢献します。RIS専用端末が不要な点や、これまでの便利な機能はそのままに、RapideyeAgentは常に新たな価値を医療現場に提供し続けています。

検査に関する多くの情報を自在に参照

RapideyeAgentの撮影業務画面では、必要な情報を画面の遷移なく行えるようワイドモニタに適応し、さらに画面のレイアウトをカスタマイズしていただけます。
また、過去の検査情報を簡単に確認できるため、より精度の高いセットアップを行えるほか、撮影中の隙間時間で次の撮影の準備を並行して行えるなど、作業効率をさらに高めるサポートをします。
  • 検査種別ごとに画面のレイアウトをカスタマイズしていただけます。
  • 過去のレポート情報をRIS画面上に表示できるほか、撮影室画面からビューアやレポートをワンクリックで立ち上げられます
  • 検査実施中に、他患者の撮影待ち検査一覧を画面上に表示でき、検査の詳細情報の確認や患者呼び出し業務を行っていただけます。

PACS・レポートシステム連携時

スムーズな検査の実施と安全性の向上

病院情報システム(HIS)とRISとで情報がバラツキがちなインシデントにかかわる情報を一つにまとめることにより、注意すべき検査の見落としを軽減するとともにスムーズに検査を実施していただけます。
また、依頼医、放射線科医、受付などからのコメントや、造影剤副作用履歴のような重要な情報をより確実に技師へ共有できるよう様々な工夫を行っております。
  • インシデント情報を一元管理し、注意すべき検査の確認を簡単に行っていただけます。
  • 検査に必要な各種コメントを画面遷移なしに確認できるので、院内の情報連携を強固にします。
  • 検査前に重要な情報をより確実に認識できるよう、画面上での注意喚起を行います。

運用に合わせた統計データの出力

RapideyeAgentは、日々の画像診断検査に関する実施情報を利用し、画像診断部門の稼働状況を視覚的に把握することで病院経営に対して貢献できるツールを標準装備しています。
さらに、統計データ出力においても稼働後のニーズ変更を踏まえ、柔軟に対応いたします。レイアウト表現としてExcelテンプレートに統計データを展開することにより、Excelの持つ強力な計算機能と表現力を、そのまま統計帳票として活かすことが可能です。
  • 経営指標に特化した標準統計出力機能で画像診断部門から病院経営を支えます。
  • Excelテンプレートへのデータ展開設定は、弊社提供のメンテンナンスツールで行えます。
  • Excelテンプレートは必要なときにご施設の管理者が編集・修正できます。

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