Q: FBI(エフ・ビー・アイ)って何のこと?

A: Fresh Blood Imaging(フレッシュ・ブラッド・イメージング)の頭文字をとった略語です。 造影剤が入っていない新鮮な血液をMRIで画像化するという意味のMRIの新しい血管撮像法のことです。

FBIは、造影剤を使わないMRIによる新しい血管撮像法です。これまでの方法では見えにくかった下肢(足の先)や四肢(手足)の細かい血管まで鮮明に描出できるようになりました。
造影剤を使わずに動脈と静脈とを分けて描出できることが、FBIの大きな特長です。動脈と静脈とを分けて画像化することは、診断の情報として、とても有用です。


大腿の閉塞性動脈硬化症の例

Q: なぜ造影剤を使わなくても血管が見えるの?

A: 造影剤の影を画像化するのではなく、 体内を流れている血液そのものから出るMR信号を、 たくみに画像化しているからです。

血液成分そのものはMR信号を多く持っているのですが、体内では血液が動いています(血流現象です)。 このため従来のMRIでは、鮮明に血液信号をとらえることが困難でした。
FBI法は、まるでカメラのシャッタースピードを速くしたように、動いている血液の信号をつかまえることができます。こうしてつかまえた信号は、断層像で白く描かれ、血液が強調された元画像になります(左下画像)元画像をかさねて三次元画像処理すると、立体的な血管像として描出されます。

Q: FBIは、どんな病気に有用なの?

A: 特に四肢の血管の病気を診断するのに有用と言われています。

Q: どんな検査なのでしょうか?

A: 通常のMRI検査とまったく同じです。装置の寝台に横たわるだけの検査です。


被ばくの心配がありません。
何度でも安心して検査を受けることができます。
造影剤の注射はありません。
検査のためにお薬を飲むこともありません。


心臓ペースメーカを付けた方は、条件付きで検査が可能です。
詳しくは受診する医療機関にお問い合わせ下さい。
手術などで体内に磁性体を埋め込んでいる方は、医療機関にご相談下さい。