社長メッセージ

平素は格別のお引き立てをいただき、厚く御礼申し上げます。
さて、当社にとって喜ばしい出来事がありました。
科学技術の向上と産業の発展に寄与することを目的に、独創性に富む優れた発明等に表彰される全国発明表彰において、当社の「心臓血管内治療中における治療用器具の表示方法改善の発明」が令和五年度全国発明表彰「発明協会会長賞」および「発明実施功績賞」を受賞いたしました。
本発明は、心臓治療を支援する画像処理技術に関するものです。本発明を適用したアンギオワークステーションを使用することで、心臓とともに動き続ける治療器具が、医師が観察する画像では静止しているようにリアルタイム動画表示されます。これにより、治療器具の視認性が向上し、治療成績の向上、治療難度の低下による血管内治療の普及、患者さんや医療従事者に優しい治療に寄与し、医療の発展に大きく貢献しています。
令和三年度の「大視野CT検出器用データ読み出し方法の発明」、令和四年度の「低速微細血流を映像化する超音波映像装置用信号処理法の発明」につづき、特別賞以上の受賞は、当社としては三年連続の受賞となります。
私たちは尊い命を守る医療に貢献することが使命であることを心に刻み、日々、世界の医療のために何ができるのかを考え続けています。
当社はこれからもMade for Lifeの理念のもと、最新の技術で医療に貢献してまいります。
代表取締役社長 瀧口 登志夫