MRトレーニングアカデミーのご案内

MRトレーニングアカデミーが、装置設置後の速やかな検査立ち上げを支援します。

MRIを導入しても、すぐに臨床検査が行えるとは限りません。一定の日数をかけた操作の習得や、撮像トレーニングが必要となります。 キヤノンメディカルシステムズは、装置設置中、またはそれ以前にトレーニングが受けられる「MRトレーニングアカデミー」を開設しています。自然豊かなキヤノンメディカル那須本社内の専用施設で効率よく受講できるので、装置の設置後、スムーズな臨床検査立上げが可能になります。

対象装置:Vantage Elan, Vantage Orian, Vantage Gracian
※実習装置はElanです。ご導入の装置構成と異なる点がありますので、ご理解・ご了承のうえご参加下さい。

装置納入から臨床開始までの流れ

通常、装置の取扱い説明は、装置据付後に行われます。したがって、導入後すぐに臨床検査を開始いただくことは事実上困難です。「MRトレーニングアカデミー」は装置据付中、またはそれ以前に受講できるので、装置据付後すぐに臨床検査を開始できます。

*装置の設置工程は当社設置シミュレーションに基づく標準的な日程を示しており、設置条件、進行状況により変わる場合があります。
*Vantage Elanの場合、以下のような日程になります。

数多くのメリットがある「MRトレーニングアカデミー」

据付後、すぐに臨床検査が開始できます。
「MRトレーニングアカデミー」では、装置据付中、またそれ以前に専用施設で実践的なトレーニングが受講可能です。従来の、病院で実施するトレーニングのように、説明要員のスケジュールに合わせて臨床開始日を決定する必要はありません。お客様のご都合に合わせて受講し、装置据付後すぐに臨床検査を実施することも可能です。

基本原理からの学習で、MRI に習熟できます。

病院で行うトレーニングは「ソフトウェアの取扱い」および「撮像トレーニング」の操作説明に限られ、MRIの基礎に関する教育は行われません。一方、「MRトレーニングアカデミー」では基本原理などの教育も実施されるので、MRをより深く理解・習熟することができます。また、他施設の参加者と一緒に学べるので、活発な情報交換が行えるのも大きな魅力です。

ボランティア確保の手間とコストが抑えられます。

病院でのトレーニングの場合、実際の検査を想定した患者セッティングや撮像断面設定のため、患者役のボランティアが必要となります。このボランティアの確保は病院側の負担となり、余分なコストが発生します。また、もし確保できない場合は装置の取扱いの説明のみとなります。これに対して「MRトレーニングアカデミー」では弊社がボランティアをアレンジするので、問題なくトレーニングが受けられます。