光学カメラにより、撮影シーンをサポートします。

Radrex、R-miniに構成されるX線可動絞りの側面に専用光学カメラを搭載*1 。キヤノンITソリューションズ社製AI*2 プラットフォーム「LaiGHT(ライト)」を活用した姿勢推定モデルをもとに、ライブ映像で受診者の骨格位置を分析し、撮影プロトコルとの整合性を判定*3します。また、X線撮影像と同アングルの光学画像を撮影・転送することが可能です。

ヒューマンエラー、再撮影の低減 や 撮影の再現性向上をサポートし、受診者・操作者にやさしいワークフローを提供します。

機能01:カメラビュー
X線可動絞り側面に配置した光学カメラにおいて、撮影された映像をリアルタイムに表示できます。撮影直前の受診者(撮影部位)の正面映像を確認でき、撮影前確認を行うことができます。
また、カメラ部にはシャッター機能を有しているため、プライバシーに配慮した撮影も可能です。

機能02:プロトコル選択アシスト
光学カメラで撮影した映像から、選択しているプロトコルの整合性を判定します。
選択したプロトコルとポジショニングが異なる場合、カメラビューの画面下部に何が異なるのかをメッセージ表示が可能です。*4
撮影部位や側性など不一致の項目が分かるため、再撮影の防止をサポートします。

光学カメラで撮影された画像から、映像内の人体検出、姿勢推定を行い、ポジショニング状態を認識。
プロトコルに登録されている情報と整合判定を行い、異なる場合はメッセージを表示します。

機能03:Image Transfer
CXDIのコンソールと連携し、X線撮影時の光学カメラ画像をサーバーに転送します。 
X線画像撮影後、CXDIのコンソール上のアイコンをクリックすると、ばく射のタイミングの光学画像がX線画像に紐づき、指定のサーバーへ転送されます。

*1 X線可動絞りBLR-500Aのオプションです。
*2 Camera Assistは基本的な撮影姿勢の学習・姿勢推定モデルにAI技術を用いており、本システム自体に自己学習機能は有していません。
*3 Camera Assist が提供するX線撮影を支援する情報にかかわらず、必ずお客様ご自身で情報の正否をご確認ください。本ソフトウェアでは、X線撮影を支援する情報を正しく提供できないことがあります。
*4 映像内に2名以上の人間が入り込む場合やカメラと受診者の間に障害物がある場合、撮影距離が不適切な場合は正しい判定ができません。

一般的名称 販売名 認証番号
据置型アナログ式汎用X線診断装置
一般X線撮影装置 Radrex i5 MRAD-D500 307ADBZX00012000
モータなし手動絞りX線診断装置用コリメータ 医用X線可動絞り BLR-500A 09B1X00003000078
一般的名称 販売名 認証番号 製造販売業者
X線平面検出器出力読取式デジタルラジオグラフ デジタルラジオグラフィ CXDI-410C Wireless 229ABBZX00049000 キヤノン株式会社
X線平面検出器出力読取式デジタルラジオグラフ デジタルラジオグラフィ CXDI-Elite 304ABBZX00003000 キヤノン株式会社
X線平面検出器出力読取式デジタルラジオグラフ デジタルラジオグラフィ CXDI-Pro 303ABBZX00048000 キヤノン株式会社