1.5T MRIの卓越した頂点を目指して

臨床現場での確信性の高い診断のために、高画質・高性能を追い求めた大開口径MRI装置、Vantage Orian。
AI技術を用いた画像再構成と、1.5Tでありながら3Tから継承したハードウェア技術を搭載し、多彩なアプリケーションとの併用により、3T装置に匹敵する高画質な画像を実現します。
臨床現場だけでなく、研究においても活用可能な1.5T装置による卓越した世界をご体感ください。

*本ページ内にはオプションが含まれています。

3T Hardｗare Technology × Deep Learning Technology

3T Hardｗare Technology

当社3T装置のHardware Technologyを継承。傾斜磁場コイルの発熱・振動を低減する「Gradient Technology」、SNRを最大38%向上させる「^PURERF Rx」、安定したRF送信を実現する「Multi-Phase Transmission」など、当社3テスラ装置の技術を搭載しました。卓越した高画質を大開口径で実現し、より高い臨床価値を提供します。

Deep Learning Technology

Deep Learningを用いて設計された、SNR向上技術 “Advanced intelligent Clear-IQ Engine^*1（AiCE）”、超解像技術 “Precise IQ Engine^*1（PIQE）” 。これらを搭載したDLR-MRI^*2だからこそ提供できる画像により、確信性の高い画像を提供します。

*1 本システムは画像再構成処理の設計段階でAI 技術を用いており、本システム自体に自己学習機能は有しておりません。
*2 DLR-MRI：Deep learning Reconstraction-MRI

アーチファクト低減による確信性向上

日々のMRI検査の中では、様々な要因によってその質を保つことに多大な労力が必要になり、その大きな要因の1つが、画像上に生じるアーチファクトです。
Vantage Orianでは、体動アーチファクトを低減させる「Iterative Motion Correction (IMC) 」や、歪みのアーチファクトを低減する「RDC DWI」など、多彩な技術によりMRI画像の品質を向上し、検査の安定性を向上させます。

体動アーチファクト低減技術
IMC

Iterative Motion Correction

歪みアーチファクト低減技術
RDC DWI

Reverse encoding Distortion Correction DWI

日常化するハイクオリティイメージング

MRIには原理上、時間を短縮しようとすると画質が劣化するトレードオフの関係があります。Vantage Orianでは搭載した高速化テクノロジーとAiCE、PIQEを組み合わせることで、短時間で高画質な画像取得を可能とします。

ユーザビリティの高い洗練されたワークフロー

近年、MRI検査の多様化が進み、現場でのオペレーションの複雑化に伴う専門的な知識が必要とされています。
キヤノンでは複雑なMRI検査における、簡便で洗練されたワークフローを実現するためのソリューションを提供します。

シーリングカメラによる患者さんのポジショニング時間短縮、断面設定アシスト機能による簡便かつ短時間での位置決めなど、様々なソリューションによる効率的で無駄のないワークフローを実現します。