Spectral Imaging Systemとは?

Spectral Imaging Systemは、当社が得意とするDeep Learningの技術を組み合わせた、全く新しいデュアルエナジー技術です。

低浸襲で確信度の高いルーチン診断に貢献します。

Spectral Imaging Systemの特徴

  1. 同時相撮影による高精度Multi Energyデータ収集が可能です。位置ずれの影響の少ない高精度な解析が行えます。

  2. 面検出器による 160mm の幅を1回転で撮影可能できるため、短時間での撮影が可能です。

  3. 自動照射制御(Auto Exposure Control: AEC)連動により、照射線量の最適化が図れます。

  4. Deep Learningを用いた画像再構成により、高いエネルギー弁別能とノイズ低減効果が得られます。

  5. スキャンと連動して画像や解析結果を作成できるため、ワークフローの高速化を実現します。

デュアルエナジー技術とは?

デュアルエナジー技術は、1度の撮影の中で2種類のエネルギーデータを収集することで、仮想単色X線画像の作成や物質弁別解析を可能とする技術です。これにより、従来のCT画像と比べ、アーチファクトの低減やコントラスト向上等の画質改善効果が得られるとともに、様々な物質の弁別や、強調表示が可能となります。

Spectral Imaging Systemは、独自の撮影技術「Spectral Scan」と再構成技術「Spectral Reconstruction」から構成されます。

Spectral Scanとは?

スイッチングにより高低2種の管電圧を高速で切り替えての撮影(Rapid kV Switching)および、AECとの併用が可能な撮影法です。1回転で最大160mmの撮影ができるSpectral Volume Scanと最大80mmの幅で連続回転して撮影できるSpectral Helical Scanに対応し、体型や部位に合わせて適切な撮影モードの選択と線量調整を行うことができます。

Spectral Volume Scan :
最大160mm

1回転で最大160mmの範囲を撮影可能となり被ばく線量の低減が出来ると同時に、体軸方向にまったく等時相のデータが収集できるため、解析精度を向上させることができます。

Spectral Helical Scan :
AECとの併用が可能

最大80mmの幅のヘリカルスキャンに対応すると同時に、AECを併用することにより、撮影部位にあわせて最適な線量で撮影が可能です。

Spectral Reconstructionとは?

Deep Learningを用いて設計された画像再構成法により、Spectral Scanによって得られた投影データについて、その収集された全データを活用して基準物質画像を作成します。Spectral Reconstructionにより、高いエネルギー弁別能とノイズ低減効果が得られます。

DLR (Deep Learning Reconstruction) を用いることで、各エネルギーにおけるサイノグラムの形状・X線吸収量を復元し、かつ、ロバスト性(広い線量帯)に対応した画像再構成が可能となります。

Spectral Analysis

ワークステーションVitreaに搭載される専用の解析ソフトウェアSpectral Analysisを用いることで、実効原子番号や電子密度測定等、より高度な解析も可能となります。

Scan連動により仮想単色X線画像やIodine Map等の自動作成が可能です。ネットワーク接続をしたWorkstationやPACS等への自動転送を実現しています。
「早く」「広く」「細かく」を追求したCTの歴史。
Deep Learning技術を集結させた”Spectral Imaging CT”という全く新しい進化軸が、未来のCT検査をリードします。