金塚陽一と申します。クリニックの名前は「片倉町あかり脳神経内科クリニック」です。
脳神経内科を主体としたクリニックです。長年、横浜市の急性期病院で勤務していたのですが、急性期病院と遜色のない診療を行えるクリニックを作りたいと思いまして、通常であれば大きな病院ですとか専門の所に行かないといけないようなMRI、CTという高度な画像診断装置の導入させて頂きました。
このことによって大きな病院に行かなくとも、ここのクリニックに来ていただければ、脳の画像診断もちろん、全身の疾患をクリニックの中で診断できるので治療に直結することができると考えております。
複数あるメーカーからキヤノンメディカルシステムズ(以下キヤノン)を選んだ理由
キヤノンさんの装置は私の以前の勤務先にもCT(キヤノン社製)を導入しており、救急の場面でも活躍していたので、その信頼性を感じておりました。
また、見学に行った際にも実際、自分の脳でのMRIの試写をさせていただいて脳や頸椎などの様々な部位のMRIのデモ画像を見た上で画像のクオリティーに納得したというところがあります。
また、技師さんを雇用するにあたりキヤノンはシェアが高い会社ですから技師さんも使いやすいと見学先のクリニックの先生から伺いました。
また、超音波に関しても、以前の勤務先でもキヤノンさんの装置が導入されており技師さんも画像の信頼性や扱いやすさといったところが決め手になったかなと思います。
導入した装置の特徴と実際に使用した患者さんの反応
キヤノンさんの1.5テスラMRIを導入したのですが非常にコンパクトですね。
実際、クリニックのスペースは大事ですので、場所を確保した上で導入するのですが、勤務先の病院と比べてもコンパクトな設計でスペースをうまく活用できていることが良かったと思います。
また、MRIの検査音が静かです。以前の勤務先の病院から自分のクリニックで継続して診ている方が多くいるのですが、皆さん検査音が当院のMRIのほうが静かだとおっしゃいます。音が静かで、検査値に苦痛が少ないということもおっしゃっていただきます。
子供で頭痛の患者さんも来られているのですが、キヤノンさんの紹介でポケモンのこういった物(資料)があるのですが、お子さんがお母さんに連れてこられて、頭が痛いから今から検査するんだよ、と言いますとお子さんやっぱりびっくりしてしまうのですが、当院の看護師さんがあのピカチュウと一緒に見るんだよと言うと、喜んでMRI・CTなど検査を受けてもらって、すごく安心して帰られるのも印象的ですね。
実際、画像も充分綺麗ですし、MRIが苦手な方もいらっしゃいますが、かなり短時間で撮ることができます。非常に細かい血管を撮る際も検査時間をしっかり取れば、非常に細かいところまで見ることができます。一方で患者さんに苦痛を与えないために、診療に充分な情報を得るだけであれば、ものの数分で終わるというか、患者さんの診断のニーズ、診断に応じて画質、画像なども使い分けることができて、非常に臨床において適しているものだと思います。
当院には16列のCTがありますが、例えば脳神経でいえば、脳を検査して欲しい。でもMRIはとりたくないという方でも、ではCTでどうでしょうと言うと、それであれば皆さん納得して撮られます。
また、当院は脳神経内科だけではなく内科も標榜しておりますので、やはり呼吸器症状がある方、腹部症状がある方もいらっしゃいます。今もコロナが流行っていますが当院でもコロナと診断した方が何人かいらっしゃいます。そういってこられた患者さんのニーズに応じて、CT、レントゲン、MRIがあるということで、それぞれのニーズに応じた検査をクリニックの中で展開できるというのは非常にありがたいことだと思います。
超音波については、勤務先の病院で脳血管内治療科があり、医師が血管内治療塗料したあとの患者さんを自分が超音波を当ててみるとか、そういったチームでやってきたのですがその時の経験を生かして当院でも頸動脈の検査を全部自分で実施しているのですけど、やはり画像は綺麗ですね。その画像を患者さんに見せてここにプラークがあると説明しますと非常に納得してもらえますし、とてもありがたいことだと思います。
これから開業される先生への画像診断機器についてアドバイス
キヤノンさんの皆様にご縁があって、キヤノンの装置を導入することができました。最初はCTを入れるのが精一杯かなって思ったところが、こうやって充実した画像センターとして機能する事が出来るまでになりました。
キヤノンさんを選んだことに関しては、やはり充分にサポート頂けて、もちろんトラブルあればすぐに来ていただけますし、技師さんへのサポートもしてもらえます。
非常にサポート体制もありがたいですし、メンテナンスに関しまして長期的なプランを提案していただきながら導入しましたので、これから開業する先生方には、自分の経験だけで言えばキヤノンさんを選択することは決して不利益になるものじゃないですし、先生の今後の診療計画において寄与することが多いのではないかと思います。