CXDI Webinar 2022

読影医が望むX線写真

全国の放射線技師の皆様を対象とした「CXDIWebinar2022」を下記のとおり開催させていただく運びとなりました。胸部X線、整形外科領域で、読影医の先生方が期待されている画像は何か、各科でご活躍されている先生をお招きし、ご講演をいただく必見の内容となっております。
当日は皆様より、聖路加国際病院栗原泰之先生、かみもとスポーツクリニック上本宗忠先生へご質問をお寄せいただき、講演後にご解説いただく予定ですので、奮ってご参加くださいますようご案内申し上げます。

事前登録制です。


日時 2022年9⽉10⽇(土)14:00 - 16:20
主催 キヤノンメディカルシステムズ株式会社
開催方式 オンライン開催

患者にも読影医にも優しい胸部X線写真とは

聖路加国際病院
放射線科部長 栗原 泰之 先生

次々に登場する最新技術によりCTの画質、被ばく量は大幅に進歩をしています。
果たしてレガシー画像と揶揄される胸部X線写真は生き残れるのでしょうか?
胸部X線写真は決して立ち止まっているわけでは無く、デジタル画像となり大きく進化しています。
一枚の画像に肺も縦隔も骨構造も美しく描出できるオールマイティな表現は、
胸部を俯瞰的に見渡すことができる唯一のイメージングとしてさらに磨きを増しています。
ベッドから移動できない重症患者においては、今もポータブル写真は唯一の画像診断なのです。
この講演では令和時代において胸部X線写真はどうあるべきかを一緒に考えてみたいと思います。

スポーツドクターが期待するX線写真

医療法人一燈会 かみもとスポーツクリニック
院長 上本 宗忠 先生

X線写真はスポーツ整形外科診療の中でまず撮影する基本画像です。
問診、視診、触診、そして理学所見によりおよそ7~8割は診断されており、
画像はあくまで診断のストーリーを確認するための手段です。臨床的に大切にしていることは、
見落としてはならない疾患はないか、
診断のイメージを視覚化できる画像が得られているか、の2点です。
これらの点を踏まえて、私の期待するX線画像について日常の経験をもとに講演いたします。
CXDI Webinar 2022 プログラム
14:00 開会挨拶
キヤノンメディカルシステムズ株式会社
14:05 メーカー講演
『キヤノンが魅せる新技術の紹介 』
キヤノン株式会社 メディカル第一販売企画課 林 祐介
14:25 『患者にも読影医にも優しい胸部 X 線写真とは 』
演者:聖路加国際病院 放射線科 部長 栗原 泰之 先生
ご講演後、質疑応答を予定しております
15:15 休憩
15:25 『スポーツドクターが期待する X 線写真 』
演者:医療法人一燈会
かみもとスポーツクリニック 院長 上本 宗忠 先生
ご講演後、質疑応答を予定しております
16:15 閉会挨拶
キヤノンメディカルシステムズ株式会社