7月10日にキヤノンマーケティングジャパン(以下、CMJ)グループの元社員が詐欺容疑で警視庁に逮捕されました。
このような事件が発生し、お客さま、お取引先さま、および関係の皆さまにご心配をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。
当社は2016年12月にキヤノングループ入りしており、本件とは一切関係しておりませんことをお知らせいたします。
1.本件の概要
CMJグループ会社のエルクコーポレーション(現キヤノンライフケアソリューションズ)の元社員(2013年1月懲戒解雇)は、医療法人関係者と共謀し、医療機器のリース契約を利用してリース会社から8億円超をだまし取ったとして、他の容疑者とともに逮捕されました。
元社員は2012年1月にエルクコーポレーションに中途採用されており、同年5月、CMJへの出向中に本来の職務ではないエルクコーポレーション名義の偽造見積書を作成し、不正行為を行っておりました。
CMJでは、2012年末にリース会社からの問い合わせを受け、直ちに社内調査を実施し、事案の解明に努めました。その結果、2013年1月に元社員を懲戒解雇するとともに、同年2月には、警視庁に上記内容の告訴状を提出しております。
2.当社の見解と対応
本件は、懲戒解雇となったCMJグループ元社員が単独で行ったもので、当社グループがこの不正に関与した事実は一切ありません。キヤノングループとして、今回の逮捕にあたりましても警察の捜査に協力してまいりましたが、今後におきましても引き続き全面的に協力してまいります。