人の目は偉大で、総合的に理解・判断しているのですが、A I に臨床画像といろいろな装置情報を入れて人の手動調整したパラメータを求めようとすると、どうしても精度が出ないパラメータなどが存在します。A I を用いたノイズ低減などを代表とする画像処理が実現されつつありますが、ぼんやりぼやけてしまうのです。普通の可視光向けの画像処理などでも同じような問題は言われていて、A I はぼんやりと求めるのは得意だけど、いわゆるチャンピオンデータと呼ばれるものにはまだたどり着けていないとの認識です。A Iを使ってぼんやりと目標に近い場所までたどり着いて、最後の微調整だけ放射線技師さんやサービスマンなど、人がやるということなら可能と思われます。最後はやはり人の目なのだ、とすごく思います。
人は直感で判断できます。AIも時間やデータが増えれば、人と同じように判断することが可能になる日がくると思います。でもそこを突き詰めるよりは、まずはA I で人をサポートして、人の労力を減らしたいです。
やりたいことの1つは、撮影する前に、今撮っていいかどうか判定して伝えることです。今この角度であれば脊椎が被っているからダメ、こうしてみては?など、事前に伝える機能です。撮影までの前段階を適切にアシストしたいです。そして検査が初めての技師さんでも、ベテランの技師さんと同じにスムーズで正確に検査を進めることができるシステムを作りたいです。