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September 20, 2018

3分で陽性判定できる機能を追加したインフルエンザ迅速検査システム「Rapiim」販売開始

「Rapiim Eye 10」と「Rapiim Flu-AB」

キヤノンメディカルシステムズ株式会社(本社:栃木県大田原市 社長:瀧口 登志夫)は、最短3分で陽性判定できる機能を追加したインフルエンザ迅速検査システム「Rapiim(ラピーム)」を本日より販売開始します。

2016年より販売を開始した迅速検査システム「Rapiim」は、微量なインフルエンザウイルスを迅速に検出可能であると好評を頂いております。従来の8分での最終判定に加え、ウイルス量が多い場合には測定開始後最短3分で陽性判定ができる機能を新たに追加したことにより、より迅速な処方が行えるため、ワークフローの改善にも役立ちます。


このシステムは蛋白質分析装置「Rapiim Eye 10(ラピーム アイ テン)」と専用の体外診断用医薬品であるインフルエンザウイルスキット「Rapiim Flu-AB(ラピーム フル エービー)」を組み合わせて使用します。Rapiim Eye 10は10月より、Rapiim Flu-ABは11月より、それぞれ納品を開始いたします。

主な特徴

1. 短時間陽性判定
ウイルス量が多い場合、最短3分で陽性の判定結果を表示するため、迅速に結果が得られます(注1)
また、これまでの判定結果の表示である【陽性:「P」、陰性:「N」】に加え、【陽性:「+」、陰性:「-」】を追加しました。ユーザの好みによって表示を切換られるため、認識性が向上します。


2.検体種の拡大
3検体種(鼻かみ液、鼻腔拭い液、鼻腔吸引液)に加え、新たに「咽頭拭い液」を追加しました。患者様の症状に合わせて、最適な検体種での検査が実施可能です。


3.有効期間を24ヶ月に延長
体外診断用医薬品であるインフルエンザウイルスキット「Rapiim Flu-AB」の有効期間を18ヶ月から24ヶ月に延長し、お客様の利便性を向上しました。

蛋白質分析装置

一般的名称蛋白質分析装置
販売名蛋白質分析装置Rapiim Eye 10 PRA-F0101A
本体外形寸法150(幅)×230(奥行)×150(高さ)mm
重量約1.6kg
電源電圧100V 専用ACアダプタ
製造販売届出番号09B1X00003000079


インフルエンザウイルスキット
一般的名称インフルエンザウイルスキット
販売名インフルエンザウイルスキットRapiim Flu-AB PRT-FLU01A
製造販売承認番号22800EZX00076000


(注1) 最終判定は従来と同様8分となります。



 以上

【キヤノンメディカルシステムズについて】
当社は、2016年12月より、キヤノングループの一員となり、2018年1月4日に社名を「東芝メディカルシステムズ株式会社」から「キヤノンメディカルシステムズ株式会社」に変更しました。疾病の早期診断、早期治療のためCT、MRI、超音波診断装置、X線診断装置などの画像診断装置や検査機器、ヘルスケアITソリューションを開発、製造し、世界150以上の国や地域に提供しています。当社の経営スローガンである「Made for Life™」(患者さんのために、あなたのために、そしてともに歩むために)のもと、病院経営に貢献し、患者さんに優しい医療システム・サービスをお届けし、これからも変わらず医療に貢献してまいります。
キヤノンメディカルシステムズ株式会社 ホームページ:https://jp.medical.canon/ 

【地球環境への取り組み】
当社は、より良い地球環境の実現のため、開発、調達、製造、販売、サービス、廃棄段階まで一貫して環境への影響に配慮した医療機器・システムを提供しています。地球温暖化防止をはじめとし、医療放射線被ばくの低減、資源有効活用、化学物質の管理など推進し、地球との共生や豊かな価値の創造のために環境保全に取り組みます。
キヤノンメディカルシステムズ株式会社 環境活動:https://jp.medical.canon/about/environment 

「Made for Life」、「Rapiim」はキヤノンメディカルシステムズ株式会社の商標です。