3次元CT画像による正確な位置決め
高精度な照射を実現する治療装置です。

イメージガイド放射線治療用リニアアクセラレータである「Elekta Synergy®」は、治療ビームと垂直方向にkV電圧のX線管球とフラットパネル検出器を装備しており、単発撮影や連続撮影だけでなく、コーンビーム技術による3次元のCT画像を撮影することができます。

寝台上で患者ポジショニング後、ガントリを1回転させることにより、実際の治療位置で3次元のCT画像を撮影します。得られた3次元画像を、専用のワークステーションを用いて、治療計画に使用したリファレンスのCT画像と重ね合わせを行い、位置決め誤差を計算します。ここで得られた値を用いて、操作室から寝台を自動で補正することにより、治療計画上の正確な位置で照射を行うことができます。

3次元のCT画像を利用することにより、従来のリニアックグラフィーやポータルイメージング画像では確認することが困難であった軟部組織まで判別できるので、より正確な位置決めが可能になりました。また、6軸補正が可能なHexaPOD™ evoカウチトップと併用すれば、IMRTや定位照射などでこれまで以上の高精度な位置決めを実現することができます。

主要機能

高精度かつ容易に治療のセットアップが可能

XVI(X-ray Volumetric Imaging)

XVIでは、2D単撮影モード(PlanarView™)、2D 連続撮影モード(MotionView™)、3D ボリューム撮影モード(VolumeView™)の3つのモードを利用することができます

VMAT

Elekta VMATは、ガントリを回転させながら、マルチリーフコリメーター、照射ヘッド、バックアップコリメーター、線量率をダイナミックに動作し、ガントリ回転速度と線量率の変化によって、強度変調を行います。従来の強度変調放射線治療に比べて、短い照射時間でターゲットに限局した放射線治療が可能となり、患者さんへの余分な被ばくの低減も期待できます。

「Elekta Synergy®」は最新の強度変調放射線治療(IMRT)であるVMATに対応しています。

Precise Table

治療寝台であるPrecise Tableは、エレクタ独自のZ駆動機構を備え、位置決めにおいて抜群の精度を実現しました。Elekta Synergy®においては、フルカーボン製天板であるiBEAM evo®を標準装備し、IMRTやIGRTに必要な高精度・高性能を実現しました。

iViewGT™

iViewGT™ポータルイメージングシステムでは、治療ビームを利用した2次元の画像によるオンラインでの位置合わせが可能です。




XVI(X-ray Volumetric Imaging)の機能

Volumetric Intensity Modulated Arc Therapy(VMAT)

MLC(マルチリーフコリメータ)「Agility™」※オプション

トリプルエネルギーが可能

Elekta Synergy®では、X線エネルギーの出力が最大3種類まで可能です(構成例:X線4MV、X線6MV、X線10MV出力)。腫瘍位置や症例に合わせたX線エネルギーが選択できます。

6軸補正が可能なカーボンファイバー天板(オプション)

HexaPOD™ evo (6軸補正カウチ)

HexaPOD™ evoは、6軸の自由度をもった患者ポジショニングを可能とする次世代ロボティックカウチです。

特長

  • コンピュータ制御のロボティックカウチトップ 
  • 6軸の自由度を持った補正が可能(X,Y,Z,roll,Pitch and yaw)
  • 遠隔寝台補正 
  • 0.5mmのポジショニング精度
  • IMRT、IGRT、SRT、VMATに適した仕様 
  • 最低高を低くして、患者様のアクセスを改良



Symmetry™|Elekta Synergy®

CT同室設置例




オプション機能

多彩なオプションで様々なニーズにお応え致します。

※Elekta Synergyは、導入後FFFオプションをアップグレードにて搭載することが可能です。
アップグレードには条件がございますので、詳細は営業担当または弊社お問い合わせお願いいたします。